美容皮膚科宝塚ヒルズクリニック

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#087 脂肪溶解注射『BNLS』 近日導入予定!!

みなさん、こんにちは。

GWも終わりますね。
みなさんは、休日をどのように過ごされましたか?
僕は、連休前半にお休みをいただいたので、大変リフレッシュすることができました。

明日からもたくさんのご予約をいただいております。
連休が明けてからも、どうぞよろしくお願いいたします。



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さて今回は、表題にあります、脂肪溶解注射についてです。

『脂肪溶解治療』については、ご存じの方も多いかと思います。
以前からある治療ですので、今更詳細に説明をする必要もないかと思いますが、最近は効果があって、かつ、リスクの少ない優れた製品がたくさん出てきております。
以前の薬剤は、施術直後の熱感やむくみ・痛みなどが問題となっていましたが、これらが解消されつつあり、医師として自信をもっておススメできる治療となってきました。

脂肪溶解については、これまで導入を検討してはきましたが、今一つ乗り気になりませんでした。効果があまり期待できないのに高額な施術代をむさぼる、美容業界にありがちな「まゆつばもの、とんでも治療」のひとつと考えてきたからです。
しかし、すでに多くのクリニックさんがすでに導入され、効果も実証済であり、美容業界からの評価が非常に高い『BNLSBN Liposculpting Solution 』に関して、直接お客さまから導入を希望される声が非常に多くなったこともあり、僕の中の障壁が取り除かれましたので、乗り遅れた感はありますがこのたび導入することにしました。

この『BNLS ~ BN Liposculpting Solution 』は、従来の脂肪溶解剤と比較して以下のような利点を持ちます。

①内出血のリスクが少ない
:比較的細い針を使えるので内出血のリスクが抑えられます。
②痛みが軽減できる
:局所麻酔剤を混合して注射できるので痛みを抑えることができます。
※ただし、局所麻酔剤にアレルギーをお持ちの方には使えませんので、注入痛がございます。
③浮腫を生じにくい
:従来品の問題点であった浮腫が軽減されます。
④迅速な効果が期待できる
:わずか数日で脂肪量の変化を確認できます。
⑤治療間隔の短縮
:従来品で2~3週間であった治療間隔が最短1週間での施術が可能となり、短期間での効果が期待できるようになりました。

さらに、メーカーが「注射後に行うとよい施術」として、
ウルセラリフト、サーマクール、RF(ラジオ波)、フラクセル
などを挙げています。
これは、ウルセラリフトを積極的に行っている当院にとっては非常に興味深いものです。

つまり、
『脂肪溶解BNLS』+『ウルセラリフト』のコンビネーション
により、
リフトアップと脂肪溶解による部分痩せの相乗効果がある
ということなのです。

当院としては、数名のモニターにご協力いただいて検証した後、
【ウルセラリフトによるリフトアップ+BNLSによる脂肪溶解治療】
を早急に考えていきたいと思います。

みなさま、ぜひともご期待下さいませ。

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で、本格導入を前に、「この機会にモニターになってやるからがっつりやってちょうだい!」、と知人男性が立候補してくれました。

「なぜ女性でないの?」とお思いの方も多いかと思います。

男性は脂肪量が膨大ですので、このブログをご覧いただいている女性にとっては男性モニター症例が参考になるかわかりませんが、ガイドラインには載っていない「非典型例」を扱うことで、通常よりどれくらい多めに注入すればいいのかを知れること、そこから脂肪量の少ない女性の適量を推察ことによって、ガイドラインが正確なのかを客観的に検証することができますので、喜んでお受けした次第です。
つまり、脂肪量が圧倒的に多い男性で効果が出れば、脂肪の少ない女性の方では少ない量で確実に効果が出せるはずですね。

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施術前と施術1週間後の写真を添付します。
顎下にガイドラインの注入量よりも多めに注入しましたが、数日間軽度のむくみがあったようです。それもすぐに改善し、1週間後には顎下がスリムになってきているこがおわかりかと思います。

【顎下1回目】
4㏄(4本分)

左:施術前
右:7日後

 

まだまだ溶かすべき脂肪がたくさん残っているので、さらに1,2度の治療が必要だと思います。1週間おきに繰り返し注射できるのが『BNLS』の最大の利点ではあるのですが、お互いのスケジュールを合わせるのが大変で、1か月後に2度目をすることになりました。

さて、どうなっていくのでしょうか…。