美容皮膚科宝塚ヒルズクリニック

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#043 『ウルセラリフト』 クリニック選びのコツは?

みなさん、こんにちは。

突然ですが、みなさんはクリニック選びに悩まれたことはありますか?

インターネット、広告、無料情報誌など、ありふれた情報から何をどう選択すればよいのか、困った経験はありませんか?
どのクリニックにもキレイなホームページがあり、一人でも多くのお客さまを引き込もうといろんな仕掛けをしています。

では、何を基準に選べばよいのでしょうか?

知人からの紹介でもあればまだマシ、そのツテもなければ、氾濫する情報から自分で選択して探すしかありません。

今回は、お困りのみなさんのために『ウルセラリフト』限定ではございますが、賢明なクリニック選びについて私なりにアドバイスさせていただきたいと思います。

我が国においては、リフトアップ機器としては、いまだに『サーマクール』が圧倒的なシェアを誇っています。欧米諸国では逆に、『ウルセラリフト』のシェアが『サーマクール』を圧倒しているのに、です。これは、大変忌々しき状況と言わざるを得ません。ダブロやウルトラセルといった安価な後発機器が勢力を増し、高額機器である『ウルセラリフト』が伸び悩んでいる現状は、やはり、正確な情報不足が引き起こしているのでしょう。
ですから、『ウルセラリフト』についての情報公開に積極的に取り組まなければならないし、みなさまには本気で取り組んでいるクリニックにたどり着いて欲しいし、後発機器にはない効果を実感して欲しい、そんな強い想いがあるわけです。

『ウルセラリフト』のクリニック選びのポイントは、6つほど挙げてみます。

他にも注意すべきポイントはあるかもしれませんが、電話でも問合せメールでもなんでもいいので、最低でもこの6点についてはしっかりとご確認くださいね。

① 施術部位を明記しているか?

② ライン数(ショット数)は?

③ 施術価格は?

④ どの医師が上手なの?

⑤ 医師のリフトアップ外科手術経験の有無は関係あるの?

⑥ モニター症例写真が意味するのは?

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① 施術部位を明記しているか?

例えば、『全顔』といっても、顔のどの部位を指しているのかはクリニックによってまちまちです。独自性を出すために施術部位を独自に設定しているクリニックもあります。
当院では
『全顔』 = 頬、顎下、目元、目尻、眉上
ですが、顎下を別料金にしているクリニックも多数あります。
しっかりご確認ください。


施術範囲について  ~ウルセラ ガイドラインより~

② ライン数(ショット数)は?

ガイドラインによりますと、全顔は約300ライン程度となっています。
しかし、実際のライン数は、クリニックによってバラバラです。

当院では、
全顔(顎下含む)  350ライン
頬+顎下  250ライン

を基本としています。他院より多めにしています。
ただし、顔の大きさ、骨格などによりライン数が増減することはあります。

ライン数が少ないとリフトアップ効果も落ちるのではないかと考えています。
ですので、たくさん射ってくれるクリニックを選ぶべきです。
ライン数が増えるほどクリニック側に負担がかかっていきますので、できるだけ少ないライン数で終わらせたいのが本心です。ごまかさないためにも、ライン数は明記すべきです。

③ 施術価格は?

美容医療は自由診療ですので、料金は自由に設定できます。いろんなコストを上乗せして料金設定をしますが、王手美容クリニックのように派手に宣伝広告をされていると当然、コスト分が上乗せされ治療費は高額になります。
一方、当院のように片田舎にあり宣伝もほとんどしないと、治療費を安く抑えられます。

問題はウルセラの内容ですが、はっきり言います、当院でもしっかりと効果を上げている自信はあります。当院の350ライン180,000円(税抜)は安すぎて信頼できないのでは、と同業他院に思われているかもしれませんが、そんなことはどうでもいいのです。

④ どの医師が上手なの?

これまで述べてきた通り、当院がウルセラ業界最安値というだけで技術的に劣っているとは全く思っていません。
しかし、治療技術を客観的に評価する方法はありません。クリニック選びに迷う一因はそこにあります。

正直申しますと、どのクリニックも治療技術にそれほど差はないと思います。操作するのは医師でも、結局は、機械が治療しているからです。あとはちょっとした経験の差だけです。

あ、最近、医師以外がウルセラの施術をしているクリニックがあるようですが、そんなクリニックは絶対にやめましょう。
こんな侵襲のある治療を看護師がするなんて論外です。あり得ません。

話しを戻しますが、ウルセラ導入時にきっちりトレーニングを受けますし、ガイドラインもしっかりと頭に入れています。

『ウルセラリフト認定医』なる資格も確かに取得しましたが、大したことはありません。『ウルセラリフト認定医』について。

http://www.t-hillsclinic.com/blog/2014/10/post-3-1009439.html結局のところ、経験症例数で判断するしかないようですね。たくさん経験している先生の方が上手いでしょうし、手際が良く、早いです。出力設定も的確です。反面、たくさんすれば、合併症も必ず経験します。僕は、いいことばかり説明するのではなく、それらのリスクとそれを回避する方法についてもしっかりと自分の言葉で説明できるのがいい医師だと思っています。
経験症例数まで掲載しているクリニックなんてほとんどないのですが、掲載できるのはそれだけ自信がある、と言えるのではないでしょうか。

ちなみに、当院は昨年2月導入時~今年1月末の1年間でおよそ100名(全顔、頬+顎下のみ)です。2月以降はキャンペーンを行ったこととリピーターの方が増えてきたこともあり、月に10名以上の施術を行っています。営業実時間が他院よりかなり短い当院としては、この数字は出来過ぎです。これも、みなさまのおかげだと感謝いたしております。

美容皮膚科医の師匠で尊敬する、二宮幸三院長の経営する「東京美容皮膚科クリニック」は、桁外れの症例数で圧倒的な業界一ですが、大先生に少しでも近づけるように、まずは西日本一を目指したいと思います。

「東京美容皮膚科クリニック」はこちらから。

http://www.urusera.net

⑤ 医師のリフトアップ外科手術経験の有無は関係あるの?

これは美容外科経験のない僕の個人的な意見なので、参考程度にお読みください。

美容外科経験のある先生のおられるクリニックのHPを拝見しますと、
「フェイスリフト手術経験豊富で解剖を熟知している当院におまかせください」
「外科経験があるので安全に施術できます」
のような文言をよく見かけます。

決して間違ってはいません。

ただ、リフトアップ手術とウルセラは全く違う治療です。

美容外科医が施術すれば、ウルセラが痛くなくなるわけではありません。美容外科医なら皮膚表面からは見えるはずのない細かな神経を完全に避けることができるのか、いや、それはあり得ません。

繰り返しますが、どの部位を照射するのか、また、してはならないかは、トレーニングで教わりますし、ガイドラインにもしっかりと書いてあります。医師であれば医学書さえあれば簡単に勉強できますし、学生時代に経験した解剖実習の記憶に残っています。

リフトアップ手術経験が100例あっても、ウルセラの経験が1例もなければ、ウルセラについてはシロウトです。

外科手術の経験はウルセラからは得られないように、ウルセラでの経験は外科手術からは得られません

⑥ モニター症例写真が意味するのは?

ホームページを拝見しますと、パンフレットに載っている外人女性のビフォーアフターしか掲載していないクリニックがほとんどですよね。クリニック独自のモニター症例があるから、即素晴らしいということにはつながりません。効果が出ずに掲載できない症例もあるからです。


当院モニター症例

ただ、自院モニターを掲載するのは、ウルセラに本気で取り組み、施術に自信をもっている表れです。自院症例を情報公開することは勇気がいると同時に価値があるわけです。実際に見たこともない外人さんの写真だけ載せてお客さんを呼び込もうなんて、いまどき甘すぎるんです。
ダブロやウルトラセルといった後発機種に対抗するためにも、ウルセラリフトの積極的な情報開示が必要です。

(番外編)
⑦ 医師との相性

一番大事なのは、実はコレかもしれないですね。
でも、実際にお話をしてみないことには分かりっこないですね。
出たとこ勝負、運に身をゆだねましょう。
というのは、冗談として、とにかくメールでもなんでもいいので直接医師に問い合わせてみるしかないでしょう。お時間があれば、カウンセリングだけでもされるといいかもしれません。

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大変長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。
みなさまのクリニック選びに、少しでもお役に立てればこんなに嬉しいことはありません。
繰り返しますが、僕個人の一方的な意見を述べたまでですので、是非、他の著名な先生方のご意見も比較されることをおススメいたします。
面倒だとは思いますが、ベストなクリニックにたどり着くために頑張ってくださいね。

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当院では、
〇 メールでのお問い合わせ
〇 無料カウンセリング(何度でも無料です。ただし来院必要あり)
を受け付けております。
お電話は、予約専用コールセンターで応対している都合上、詳細なご相談はできかねますのであらかじめご了承くださいませ。